2016年
5月
06日
金
自動プレス機
電動式レタープレス機を自社開発しました。
今までは手動のコンボキットを使っていましたが、そろそろ寿命か?って感じになっていましたので、知り合いのエンジニアにお願いしてみたら、あっという間に作ってくれました。
やっぱり、断然らくちんです。
すごく早くできるわけではないですが、力がかからないことと動作が少ないことで、ストレスは相当軽減されました。
どんどん注文お受けいたします。ご期待ください!!
2014年
11月
12日
水
カードカレンダー
年末が近づいてくるとダイアリーやカレンダーをよく目にします。
びたみん屋でもオリジナルカードカレンダーのオーダーが出来ますよ。
名刺サイズです。販促にいかがですか?
表面と裏面を選んで必要事項と休みを教えてください。
例:表OA1裏UC1
703-8225 岡山市中区神下440-2 びたみん屋
℡086-278-3411
営業時間 AM10:00~PM5:00
お休み:土日祝
テキンのマークをいれたいです。
という感じでメッセージいただければお返事いたしますので、お気軽にお問い合わせください☆
詳しくはおしながきの季節のお品をご覧ください。
2013年
11月
27日
水
思い出したかのように
今年も残すところ1カ月というところで日々の綴りを更新しております。
この1年は・・・と思い興すにはまだ早いのか?
それでもなかなか更新できず、今のうちにと思って思い出したものを投稿しております。
県内外からのお客様からのご依頼や、お馴染みのお客さまからの再注文、ありがたいことです。
催しにも参加できました。
このホームページと納品した品物と手にされたお客様が宣伝してくれびたみん屋が成り立っているんだなぁと感じます。
それならホームページもたまには更新しないといけませんね。
これからは月1くらいで綴れるようにします。
2013年
10月
26日
土
pieni ワークショップ
pieniさん主催のワークショップ
久々のびたみん屋内での体験。
今回もkotol丸山さんとタッグを組みました。
pieniさんのワークショップは大人女子が多いということで「大人の遊び心溢れる名刺」を作り。
フイルムに自分の好きな絵を描きます。
フイルムに描くというより、黒い部分を削る感じです。
ご自身で描いてもらうので世界で1つだけのオリジナルデザインです。
これは今まで体験やワークショップをしてきましたが初の試み。
さて、どうなるでしょう。
削り終わったら、フイルムから樹脂版を作ります。
その樹脂版と、もともと用意しておいた住所などの樹脂版&活字を組み合せて印刷です。
言葉にすると1行ですが、版を組む作業はそれなりに時間がかかり、納得のいくレイアウトになるまでインテル(詰め物)を動かすのです。
皆さん、「大変なんですね」とおっしゃっていました。
印刷を始めると「かわい~!」の連発!
「絵が下手で描けません」と嘆いていた方も「この絵良いね!」と印刷した名刺の絵を見て満足そうでした。味があって良いんですよ、自分で描くと!という結果に至りました。
瀬戸際文化祭が間近だったので、pieniで販売されているしょうぶ学園の名刺も登場して、追加で印刷される方も。
皆さん、楽しんでいただけたようで次回もありそうです!
2013年
9月
03日
火
イージーオーダーの名刺
色んな方に活版や凸版の名刺などを気軽に注文していただきたいということでHPにイージーオーダーのページを設けています。
実は、岡山の方でイージーオーダーを使われる方は少なく、県外の方が殆どでした。
今回紹介するのは目と鼻の先くらい近い方からのイージーオーダー名刺の注文のお話。
屋号もユニークで「おばあちゃん文庫」さんです!
注文して下さった赤西さんのおばあさまのお部屋の隣で色んな世代の方が集まれるブックカフェを作りたいと考えられているそうです。
納品時は来店して下さって、少しですがお話することが出来ました。
県外の方ですと、商品を受け取ったときの表情を見ることができません。
「大丈夫かな・・・」と不安になるときもあるんです。
来店してくださって「ありがとうございます!嬉しいです!」と満足そうな顔をみるとホッとします。
相変わらず1枚1枚手作業で印刷しました。
色んな方とのご縁がありますように!
ありがとうございました。
そんな赤西さんの名刺が下の写真です。
<イージーオーダー紙はカフェオレ、ポイントは2.ツバメ、文字の色はこげ茶、ポイントの色は紺>
2013年
8月
23日
金
ワークショップのお知らせ
9月29日日曜日、マチノブンカサイでワークショップを行います。
びたみん屋にはテキンが2台鎮座しておりますが、1台は外出経験なし。
今回が晴れ舞台になります。
旧内山下小学校にテキン。
レトロな雰囲気満載です。
チケット高いなぁと思われる方!ワークショップだけではないんです!
屋台あり、魅力的なライブありのお祭りなんですよ!
アーティスト名を見て「お~!!」って思われる方もいらっしゃるでしょう。
というようなイベントに参加いたしますので、活版印刷や紙物が好きな方、古い印刷機を見たい方
美女に会いたい方(?)は是非遊びに来て下さいね!
下記はマチノブンカサイの概要です。
大人と子どもの一日限りのお祭り。
※小学生以下、65歳以上、は入場無料です
※障がい者の方は「障がい者手帳」提示で入場料金の半額を返金いたします
・ローソンチケット0570-084-006(Lコード:66975)
・ぎんざやプレイガイド(岡山市北区表町1-10-35)
・城下公会堂/サウダーヂな夜(岡山市北区天神町10-16)
Facebook_https://www.facebook.com/manatsunoyonoyume
Twitter_https://twitter.com/manatsu_okayama
2012年
11月
05日
月
びたみん屋とは出てきませんが・・・
10月29日の山陽新聞さんの夕刊にテキンのお話が掲載されました。
びたみん屋の名前も出てきませんし、夕刊ということだったので報告もしていませんでした。
「夕刊に出とったなぁ!」と言って下さる方がちらほらといらっしゃるのでこの場で報告させてもらいます。
復刻とか機械や物などの歴史を特集しているコーナーのようで、メインはびたみん屋の「テキン」さんです。
こうして注目され掲載してもらえることはありがたいことですね。
そして、見て下さる方の中で「びたみん屋」のテキンだ!と分ってくれる人がいるととても嬉しいです。
テキンブラザーズに名前付けようかしら(笑)
良い名前があればアドバイスください!募集中です!
2012年
8月
31日
金
備中和紙の丹下さん
びたみん屋お勧めの名刺の紙としてお取り扱いしている備中和紙。
岡山県重要無形文化財の丹下哲夫さんの手漉き和紙です。
現在、和紙を漉いていらっしゃる哲夫さんのお孫さんが倉敷からいらっしゃいました。
ご自身の名刺をびたみん屋で刷ってみたいということでテキン体験も兼ねての訪問です。
いつもの名刺の紙とは違う、柔らかくてさらっとした新作の和紙を持参なさっていました。
テキンでの印刷は初体験だそうです。テキンと和紙との相性はぴったり!
ご自身で綺麗に刷りあげられました。
写真は丹下さんが撮影したもの。素敵だったので拝借してしまいました。
自分が漉いたものを使ってどのような印刷がされているのか。その過程までしっかりと見てみたいという気持ちにものづくりに対しての熱意が伝わってきます。
テキンで印刷するたびに思う和紙の素晴らしさ。若い世代の方が伝えていくべき伝統工芸です。
丹下さん、ありがとうございました。またいらして下さいね!
2012年
8月
16日
木
ファジーなところ、大好きです
7月のある朝、活版印刷でDMをしたいという電話がかかってきました。
お店に来られた万代さん。
DMの話から始まり、どんどん広がり文化女子トークに花が咲いてしまいました。
ファジーな感じに「いいですねぇ」と相槌をうってくれる万代さん。
活版・凸版印刷の名刺の注文をいただきました。
活字を借りに師匠のところに行くと活字棚に「好」がない!!
店に戻って活字を組んで印刷してみると・・・
「好」が潰れてる~~~!!
普通の名刺用紙なら気にならないのですが、ふっくらとしてザラッとした質感のある紙は深く入り込むようで潰れてしまうのです。
潰れた感じも好きという方もいらっしゃるし・・・。とりあえず写真を撮って送ってみようとびたみん屋会議で決定し万代さんに決めてもらうことにしました。
潰れた「好」も好きですが今回は樹脂版でとの返答をいただきました。
ということで組み直して印刷すること2回!
樹脂版にした部分だけを後から刷り込むかたちにしました。
ちょっと苦労し、お客様とのやり取りの中からうまれた名刺です。
なるべく活字を使って作った名刺が写真です。
シンプルだけど、可愛い名刺が出来ました。
またの御来店をお待ちしております!
2012年
8月
02日
木
自然が教えてくれる大切なこと
以前、オリジナル名刺を作って下さった西崎様の紹介で知り合った堂知恵蔵さん(田中千恵子さん)。
びたみん屋のことを気に入って可愛がってもらっています。
素敵なアーティストさんなのでHPリンクしておきます!
前置きが長くなりましたが、その堂さんの紹介で「私の名刺」を作ってほしいという方がポツポツといらっしゃいます。
ミシンで縫う名刺の山本さんもその一人でした。
そして山本さんの名刺を見て「私も!」と言って下さった竹本さんについてお話します。
竹本さんは田畑からの恵みを大切にされている女性で、実際に稲作をされています。
大地にふれることの大切さを色んな方に伝えたいという想いがあり、名刺にもその旨を表現したいとのこと。
打ち合わせの時にも果物や食材を持ってこられていました。
可愛らしい外見、温かい人柄と包み込むような性格が印象的な彼女にと作った名刺は・・・
結構な手作り?作品。ちょっと遊びすぎたかな~?でも可愛いし☆
と思いつつ校正を見せに行くと「可愛いです!」と気にいっていただけました!
びたみん屋内で、内職好きの女将と小さいもの好きの田中とで興奮しながら考え、意匠師(イラストレーター)の可愛いフォント選択とひと工夫で出来た作品です。
が、中身は配り終えてからということで外見だけちらっとアップします☆
ご縁に感謝、自然の恵みを大切に!
2012年
7月
18日
水
びたみん屋ワークショップ
7月18日(水)はびたみん屋での初ワークショップでした。
以前、わくわく総社というイベントでワンコイン(100円)ワークショップを行いました。
その時の対象年齢を小学生くらいに思っていましたのでテキンで印刷体験といった感じでした。
今回は大人のイベントです。
企画してくださったのは以前からお世話になっている渡辺事務機の片山さん。
びたみん屋の活動に賛同してくれる1人で、店舗には活版印刷のイージーオーダーが出来るパンフレットを置いて下さっています。
片山さんの中で活版印刷といえば「銀河鉄道の夜」のジョバンニが活字を拾う仕事をしていたことが真っ先に思い浮かび、印刷工程などを知りたいという想いがあったということです。
片山さん、大森さん、田中さんという大人メンバーでワークショップは始まりました。
師匠のところに伺い、活字棚等を見学。活版印刷所の雰囲気を堪能していただきました。
お土産に活字ももらっていたので、ちょっと羨ましかったです(笑)
びたみん屋に戻ってからは、備中和紙を使っての名刺印刷に挑戦してもらいました。
名前は活字を使い、住所などは樹脂版を使いました。
みなさん、もともと仲良しということからか選ぶポイントの柄も同じでした。
四つ葉のクローバーを深緑のインクで少し印圧をかけて印刷して完成です。
活字を組む時間、その仕事の細かさなどは想像以上だったようで時間もオーバーでしたが
皆さんとても上手に組んで印刷されていました。几帳面なんでしょうね♪
また、あそびにいらして下さい!
2012年
7月
17日
火
チェリストさんの名刺
田中の大学時代のバイト仲間で最近フェイスブックを介して再会したチェリストの日野さんの名刺のお話です。
総社に住む彼女はフェイスブックで再会してからすぐに「わくわく総社」というイベントのびたみん屋ブースに遊びに来てくれました。
ブログにも書きましたが、その日の天候は悪くてテントが飛んでいくブースもあったほどでした。
10年ぶりに会った彼女が「私の名刺をお任せでお願いするわ!」と一言。
久しぶりに会えただけでも感動の私。まさかこんな所から注文が!!
ということで気合いを入れて作った作品を紹介します。
紙は「わくわく総社」で販売していたメッセージカードを気に入ってくれていたので、その紙を上手く活用して他にはないような名刺を考えてみました。
彼女からのリクエストはチェロの姿を入れてほしいということ。
意匠師(イラストレーター)が3案出してくれました。
女将が「これ!」と限定し、実際に作ってみようということに。
注)日野さんの同意は全くない中、びたみん屋内で暴走しております(笑)
でも・・・出来た名刺が実に可愛らしくて☆
すぐに日野さんにメールしました!
そして、心を掴みました♪
最終加工で角丸作業。
こんな名刺が出来ました。
日野さんのビタミンになるようなアイテムになればと思っております!
ありがとうございました。
2012年
7月
09日
月
大御所現る!
「もしもし、びたみん屋さんかな?」と電話がかかってきた。
読売lifeを見て、懐かしくて電話したというおじいさんからだ
「今は活版はないでしょうなあ・・・それでもマニアがおるんですな・・・」と
とにかく、何かしゃべりたくて伝えたくてという感じだった。
今は年金暮らしで日々ゲートボールに興じているが
家が貧しくて16歳から働き始め、印刷一筋に勤めてきたそうである。
総合印刷のN社に42年いて、いろいろな仕事をしたそうである。
新聞、会報など大きいものは4/6半裁とか・・・
ぶどうやモモの包み紙と言うような薄いものは手差しで・・・
『噂に聞く、手差し薄物!』
ハマダ、リョウービ、橋本、シノハラ、桜井・・・・と知らないメーカー名がずらずら
『印刷業界23年の私も分からないメーカーが!』
ハイデルはいい機械だけど、難しかったとか・・・
トムソンもやったが、これも技術が必要なのだと・・・・
それから、数軒の印刷会社でも働いたことがあって・・・
はぁ! まぁ~! それは、それは! と、おじさんの話はなんだか終わりそうにない。
久しぶりに見た活字と活版印刷機でおじさんの「懐かしスイッチ」が入ったに違いない。
「頑張ってくださいよ、頑張ってくださいよ」と何度もエールをくれて電話は終わった。
古いものって、いろんな人の思い(重い)も詰まっているんだな・・・・
なんだか、嬉しいしありがたい。
分からないことがあったら、相談にものってくれるって!
師匠の上に、大御所もついて、
びたみん屋パワーアップなのである!! byおかみ
2012年
5月
29日
火
活版印刷の名刺パンフレット
活版印刷の名刺を簡単に注文してもらえるように以前からパンフレットを作っています。実際に注文できるか検証したりどんなものが求められているか考えたりしながらやっと完成したパンフレット。
実際に印刷したものがあれば質感や紙なども選びやすく色も決めやすいと思い10種類のレイアウトをそれぞれの紙に印刷してみました。
レイアウトと同じように活字を組み、色を作り、2色あればさらにもう一版作り、紙を変え厚さが違えば高さを調節し・・・という作業を1週間以上続けてやっと名刺が一通り印刷仕上がりました。
こんどは印刷したものを見やすくコンパクトに置くために名刺入れを作りに励む。
本っぽくしたかったので詰めが多いですが結構丈夫な見本帳が出来あがりました。
中には詳細もいれてどのレイアウトでポイントは何を使って色は何と何を使っているかというのが分るようにしています。
もしどこかの店舗で見かけたら手に取ってみて下さいね!
2012年
5月
14日
月
備中和紙
イージーオーダーの名刺のサンプルを刷りまくっています!
用意している紙に同じように印刷していると違いが出てくるんです。
紙の厚さや質感は様々ですが、インク(特に活字)をのせたときの相性が抜群なのはやっぱり和紙!ということで今更ですがびたみん屋で使っている和紙についてお話したいと思います。
写真にも出ている「備中和紙」は岡山で作られている和紙。この和紙を漉く丹下哲夫さんは岡山県重要無形文化財保持者に認定されるほどの方。倉敷の工芸品にもなっていますし、お習字の半紙でも有名な和紙を作られています。
先日、びたみん屋でも丹下さんの和紙を使いたいとお願いに上がったところ、浜田岳さんのような雰囲気のお孫さんが丁寧に対応して下さいました。名刺の紙の使用許可がでて人安心したところで、工場見学をさせていただきました。
昔ながらの手作業の工程もある和紙作り。大きな機械は目に新鮮でした。水を大量に使う仕事ならではの装置はどうやって使うのかも分らないものでしたがお孫さんが詳しく説明して下さいました。
材料を手に入れるところから始まる和紙作り。その材料を取りに行く方も高齢になり入手困難な様子でした。「このトロロアオイが和紙作りにはとても重要なんですよ」と私には三椏とどう違うのか分らないその乾燥した樹皮のようなものを差し出してお孫さんが語り始めました。どうやらトロロアオイは糊の役目をする植物のようです。とことん自然のものしか使わない紙が良質なのは当たり前ですね。現場の様子をみて改めて実感しました。皮のくずを取る作業はいまでも人の手でするとのこと。手間暇かけて作られた和紙を大切に使いたくなる、そんなことを感じれる工場見学でした。
庭先に三椏が生えていて和紙職人のお宅らしさが漂っていて、この道の達人らしい佇まいが要所要所に見られる自宅と工場に文化の継承という重い責任を担った方の生き様を感じました。
2012年
5月
09日
水
活字大好きさんの名刺
雨が降る中、バスと電車を乗り継いでびたみん屋までお越し下さった「銀細工さじ」の佐藤さん。
「急遽、名刺が必要になってあれこれ考えたのですが大好きな活字を使った名刺を作りたいと思ったんです」とお気に入りの本をバックから出しながらお話してくださいました。
小柄でキュートな感じの外見の佐藤さん。今どきの女性は色がたくさん入ってデザインも凝ったものを好まれそうですが、佐藤さんには活字が出す表情や紙の質感を重視したシンプルで見やすいものを希望なさいました。さすが活字好きといった感じで、要所要所にこだわりを感じさせる発言がありました。
「さじ」の「さ」は上下に分れずくっついているものが良いということでしたが活字ではご希望の大きさのものはくっついていなくて残念ながら樹脂版を使いました。
圧をきかせて少し凹ませて触った感じも楽しめるように印刷しました。
「活版印刷の凹んだ感じが可愛いんです!」と目を輝かせておっしゃられた佐藤さんの笑顔にお応えできる名刺になったかな・・・
「活字で印刷して欲しい!」というお客様に出会うとびたみん屋を始めて良かったなぁと心から思えるんです。「活版印刷をしたいと思っても県外にしかなくて・・・」という方の為にテキンを修理してここまでやってきた私たち。これからもボチボチこういう依頼があると嬉しいです。
佐藤さんはカフェZさんに工房を構えていらっしゃいます。
銀細工に興味があるという方は尋ねてみて下さい!
2012年
5月
07日
月
大阪からのお客様
ゴールデンウィークの中日、1日になんと大阪からのお客様がいらっしゃいました。
以前から活版印刷に興味があり、印刷するところを見学したいというお話がありました。
大阪といえば活版印刷も盛んです。見学できるところも実際に自分で印刷できるところもたくさんある。なぜ岡山??でも、たぶんいらっしゃることはないだろうな~と思っていました。
しかし、予想に反していらっしゃいました!しかもバイクで!そしてダンディ!
活版印刷機も珍しかったようで、全てに興奮されている様子。よかった…
ここまできてつまらなかったら申し訳ないです。
デザインルームAmoamoさんとの1カ月をこえる打ち合わせの後できたこだわり名刺。
50歳の記念に作るプライベート名刺だそうです。
そこに是非活版印刷を加えたいということで、お名前だけをテキンで印刷しました。
ちなみにこの「均」という文字はAmoamoさんの手書きを樹脂版にしたもので正確にいえば凸版印刷です。
凸版ならではの圧のきいた印刷で凹っと感をだしました。
Amoamoさんのデザインとびたみん屋のコラボでできた記念の名刺。
均さんも大喜びでした。
わざわざバイクで来た甲斐があったとダンディな微笑みをのこして帰られました☆
その笑顔にビタミンいただき!な一日でした。
2012年
4月
24日
火
ご来店ありがとうございました
22日に総社市の総合文化センター前広場カミガツジプラザで行われた「わくわく総社」に参加しました。
当日、朝起きてみると小雨と風があり紙物を販売する「びたみん屋」は出展することが出来るのかと不安になりました。
会場につくとテントをはる方たちがどんどん飛ばされていました。
幸い、「びたみん屋」のブースは文化センターの前で風に吹かれることもなく安全にテントを準備でき設営もスムーズでした。
足元が悪い中、ぞくぞくと人が集まり会場は活気であふれていました。
子供たちがテキンで遊んで楽しんでいく姿がとても新鮮で温かくなります。
お小遣いて買える商品たち(栞10円から)に小銭をもった子供たちが何度もきてくれました。
「活版印刷をしたくて探していました!」というお客様や「ワークショップに興味があって来たんです」という方など、活版に詳しい方も時折来店されて「わくわく総社」に出展した意義を感じました。
今回人気だったのが木の持ち手のハンコです。遊び心いっぱいの商品が受けるんだと実感!どんどん遊ばないと!!
子連れのママさんにおじいちゃんおばあちゃん、若いお姉さん達、皆さんに「かわいい!」と言って頂けたこと、私たちのビタミンになりました。
美味しそうな匂いがプンプンと漂い、ステージでは楽しいライブが繰り広げられ素敵なイベントでした。このご縁に感謝してまた皆様のビタミンになるモノを作っていきたいと思います。
2012年
3月
27日
火
喜びの言葉
先日、納品したパッチワークアーティストの山本様の名刺。
名刺にパッチワークの作品のシールを貼り、その上からミシンでダーっと縫ったものです。
山本様から「これは私の名刺だわ!」ととても喜んで下さいました!
名刺にを縫うという発想とそれを実現できる「びたみん屋」に感謝してくださいました。
たかが名刺、されど名刺!こんなに喜んで下さると作っている私たちはどんどんやる気がでてしまうのでした。
ありがとうございます。
2012年
3月
26日
月
わくわく総社
4月22日(日)に「わくわく総社」というイベントに参加することになりました。
テキンを持って行ってワークショップをします。
初のワークショップなのでドキドキです!
100円なのでガシャンとしてみてくださいね。
なんだか楽しそうなお店もいっぱい!美味しそうなお店もいっぱい!
ライブも素敵そうです!チアダンスにフラにJAZZ♪
盛りだくさんな1日になること間違いなしです。
テーマは~笑顔のちから~です。
そして身近なエコからはじめましょ♪マイバック・マイカップ・マイ箸を持ってあつまれ~♪っていうところがとても「びたみん屋」的なんです。
皆様、是非遊びにいらして下さい~!
日時:2012年4月22日(日) AM10:00~PM4:00
会場:カミガツジプラザ
総社市中央3-1-102 総社市総合文化センター前広場
2012年
3月
06日
火
リピートのお客様
びたみん屋を始めたいと思ってから1年。
テキンを修繕して使えるようにしてから、10か月近くになると思います。
活字を使って印刷することにどれだけのニーズがあるかなんて考えず
面白がって自分たちが楽しんで印刷や加工をしてきました。
最近、初めて活字を使って印刷してくださったお客様、2番目のお客様が同じ週に
注文して下さいました。
俗に言うリピートというものです。
手漉きの耳付きの和紙を持ち込みなさった古川さんは
「名刺をお渡しすると名前が斜めに印刷されていることに疑問をもたれて活版印刷や和紙の話になったんですよ!」
と未熟な印刷を良い方にとらえて下さいました。
今回も、お気に入りの手漉き和紙を持っていらっしゃいました。
気を遣って頂き短辺1個所だけに手漉きのひだが残る紙を選んでいただきました。
手漉きの和紙は寸法も1枚1枚違い、位置を合わせるのがとても難しいです。
1枚1枚刷るのですが、刷った後に「・・・」と思うことばかり。
それでもまた注文して下さる皆さま、ありがとうございます。ご縁に感謝です。
2012年
2月
27日
月
ワークショップ
新しい週が始まり、今週中には新しい月になります。
「びたみん屋」ではテキンが2台になり、ワークショップが出来る体制が整ってきました。
イベントへの参加も決まり(後日発表します)ワクワクな春がすぐそこまでやってきています!
今週もお客様がいらっしゃるとか、テキン君たち頑張ってね!
2012年
2月
22日
水
新しい仲間
新しく男前のテキンがびたみん屋の一員になりました。
テキン1号(仮)より新しいタイプのようで、がっちり男前さん。
長年使っていなかったのか、ホコリがたまり少しサビてたりしていました。
今日は彼のボディを拭いてサビ取りをしてみました。
青いボディが綺麗に出てきて気持ち良い感じです。
これから末永く宜しくお願いします。
2012年
2月
08日
水
facebookの勉強会
昨日はfacebookの勉強会にいきました。
美味しい食事とおやつ付きの女子向け勉強会でしたが男性もいらっしゃいました。
思った以上に奥が深く2時間はあっという間。
今後facebook人口はさらに増えるだろうといわれています。
昔ながらの~が売りの「びたみん屋」ですが、新しいものとの融合も大切だと思っています。
名刺を出すと「サプリメント系ですか?」といわれます。
「心のサプリになるものを作っています。ウフッ!」なんて言う余裕もなく・・・
「え、あ、え、印刷が…」とタジタジの説明になり、
結局何屋さんなの?って感じですが。
facebookもびたみん屋(私の営業力?)も進化中ということで、勉強頑張ります。
2012年
2月
03日
金
はんこの注文
先日樹脂版からはんこができたブログを書きました。
何気なく、はんこの営業をしてみたら2件中2件から「作って!」との依頼が!
樹脂版のハンコ、大盛況です!
しかし、1つ問題があります。
いくら安い値で販売するからといってペットボトルのキャップを付けるわけにはいきません。
そこで、びたみん屋は考えました。
庭の枝!
切って擦ってニス塗って~♪女将が楽しそうに工作しています。
びたみん屋の手作りはんこ、なかなか良い感じにスタンプできます。
握り具合も良い感じ☆
おかげがありそうですよ~!
2012年
1月
30日
月
しおりのおかげ
25日の女性交流会では、口下手な私の代わりに「しおり」が活躍してくれました。
りんごデザインやナンバリング、プレス、ミシン目を切ってしおりとして使えることなど、私がわざわざ説明しなくても見て触って感じてもらえる。素晴らしい営業マンです。
その後も、「しおり」を持って営業に行きましたがなかなか好評です。
「しおり」も印刷しましたが、ご縁に感謝してこれからもびたみん屋を続けて行けれたらいいな~と思いました。
びたみん屋のコメントも山陽新聞WEBニュースで放送されました。
http://mov.sanyo.oni.co.jp/news_okayama/index.html?d=2012012503
女子のパワーとキラキラをビタミンとして取り入れ、頑張ります!
関わって下さった皆様、ありがとうございました。
2012年
1月
18日
水
長方形ではない名刺
今日は自分名刺を作られた西崎様のお話。
西崎様とは以前セミナーで一緒させていただいた仲でした。
最近facebookでご縁が復活!5年ぶりの再会を果たしました。
「びたみん屋」の話をすると
「じゃ、私の個人的な名刺お願するわ!」
と言って下さいました。
それでは、びたみん屋的なものを作っちゃおう!と
名前には活字を使い、ご要望のあった蝶のモチーフはプレスで入れ、
蝶が羽ばたいているように型抜きをしました。
ピンクに合うようにインクの色も濃い藍色。
綺麗でシャンとなさっている西崎様。
やさしいピンク色の名刺を交換する姿を想像しながら作りました。
心のびたみんになる名刺になればいいなぁ。
西崎様、ありがとうございました。
2012年
1月
17日
火
薔薇nicoさん
今日は薔薇専門店「薔薇nico」さんのお話です。
ブログでも話題にした「しんきんビジネス交流会」。
びたみん屋はテキンに着物といった古風な出で立ちで参加、初披露の場でした。
そこへフラッといらっしゃったのが「薔薇nico」の西下さん。
「私の思い描く薔薇がなかなか見つからないんです…。小ロットで印刷してくれるところは少ないので、オリジナル商品はしたいのだけどなかなか・・・」
びたみん屋のデザイナーの作品を気に入って下さり、立ち止まって少しお話することができました。
数ヵ月後、西下さんのことが気になり思い切って電話してデザイナーとともに
お店に伺いました。
ゆっくりお話しすると、とても素敵な方でその引き出しの多さと魅力的な中身に浸ってしまいました。
ボーっとする私の傍らでデザイナーはしっかりと雰囲気をつかんでくれて
西下さんの思い描く薔薇を表現してくれました(笑)
写真はレタープレス(凸版)で作った2つ折りカード。
中には紙を挟み、メッセージを書きやすくしています。
パステルピンクの封筒付き!
カードのイラストの色は2種でそれぞれ深みのある色。
お店の薔薇たちもセンスがよく、薔薇に関する商品だけでなくbookもあります。
こだわりのお店ですが、西下さんの人柄でとても居心地がよく何でも相談できる癒しの空間です。
是非、「薔薇nico」さんへ行ってみてください!
薔薇nico(バラニコ)
〒700-0823
岡山県岡山市北区丸の内1丁目13-10
TEL&FAX (086)227-3307
*県庁通り×石山みちの交差点の南東の角にあります
営業時間 11:00~19:00
定休日 火曜・水曜
2012年
1月
10日
火
2012年
びたみん屋もなんとか年を越すことができました。
注文頂いて年を越して納品というものもチラホラ・・・
年末はステキ作品が多かったので、紹介してもOKと了承いただいたものから発表していきたいと思います。
昨年よりマメにブログも更新していきたいと思っています。
どうぞお付き合いください!
本年もよろしくお願いいたします。
2011年
12月
07日
水
facebookにびたみん屋のページ(旧ファンページ)を作ってしまいました。
よろしくおねがいします!
まだ使い方が分らない…
2011年
11月
18日
金
ここに文化が…伝統が…
名刺と言えば、分りやすく簡潔にその方の情報が入っている営業ツールと思いがちです。
名前があって住所があって、連絡先が入っていて…
最近では名刺に様々な情報を入れる方も多く、名刺を見るだけでその方の人となりがわかるようなものもあります。
活字を使って名刺を注文されるお客様には、そういった営業ツールとしての名刺より
伝統や文化を重んじる方が多いように思います。
先日、地元の和紙に活字を使って名刺を作りたいというお客様がいらっしゃいました。
持ってこられたものは地元の伝統文化の手漉き和紙です。
活版印刷は昔ながらの印刷方法でここにも歴史や文化があります。
そして、手漉きの紙も活版印刷も手間がかかり今では細々とといった分野。
文化や伝統を大切にし、自分の情報を人に伝えるときに使う名刺にしたい。
名刺に「この名刺には手漉き和紙を使い、活版印刷をしています。私は地元の伝統文化を重んじています」なんて言葉は一切なくても、その姿が表現している。
分る人には分る。伝えたい人には伝わる。そんな名刺を作りたい方がいる。
そして「びたみん屋」はその想いを形にできる場所なんだと感じました。
文化伝統を伝える名刺。名刺に対するイメージや今までのとらえ方を改めなくては…
2011年
10月
24日
月
カード色々
クリスマスにお正月と、年末年始のイベントにどんどん近づいてきました。
びたみん屋では、クリスマスカードとぽち袋を作成中。
どちらも1つ1つ手作りです。
クリスマスカードはシンプルなもので手頃なものを。
ぽち袋は使わなくなった紙を再利用し化粧直しし作った手間暇がかかる1品です。
2色刷りのカードもリニューアルしています。
2つ折りカードの中に書きやすいように白い紙を挟みました。
封筒も3種類に増えました。
インターネットでの販売、店舗販売が出来るように営業活動もしなければいけませんね!
ブログをご覧になられた方、お気軽にお問い合わせください。
2011年
10月
13日
木
活字の名刺
活字の名刺を作りたいという方が簡単に注文できるようにしたい。
以前からそう思っていました。
こちらがあらかじめ紙やレイアウトを選択できる程度に用意しておく。
分りやすい注文用紙を一緒につけておけば、敷居もさがるはず。
そして、置かせて下さるお店を探すこと。
インターネットでも注文できること。
びたみん屋の今でした。
2011年
9月
27日
火
こだわりの名刺
今回は、とっても素敵なこだわり名刺を作られた古川さんについて書かせてもらいます。
ホームページに載せていたのリンゴの絵を気に行って連絡をしてこられた彼女。
時間を割いて来店して下さいました。
津山ご出身ということで、郷土の古き良きものを大切にし広めていきたいと語られた古川さん。
学芸員ということもあり、昔の書物で活字のこともよくご存じでした。
大切にしている郷土の古き良きものと活版印刷は似たところがあるようです。
テキンをお見せするとそのようにおっしゃられていました。
今回のこだわり名刺は、津山でも歴史の深い作州紙を使用し、作州かすりの柄を印刷したものをご要望でした。
作州紙は、横野和紙工房さんのものです。大変技術のある職人さんだそうで、箔合紙(金箔を挟む紙)まですいていらっしゃるそうです。
津山に行く際には、是非お邪魔したい工房だと思いました。
「作州かすりは今では職人さんがいなくて・・・」と古川さんはおっしゃっていました。復興へのイベントのチラシを手掛けられていました。
郷土の伝統的工芸品を大切にしたい古川さんの気持ちの中に「びたみん屋」を加えてくださったことが嬉しかったです。
名刺の内容は名前と肩書、住所などの連絡先、かすりの柄、そして裏面に古川さんオリジナルのマークを入れるという仕様。
華奢で知的な古川さんのイメージにあったものをと、デザイナーも考えて出来たものが下の画像です。
住所の隣の柄がかすり模様です
ふちがカットされていない和紙。まっすぐに刷るのは大変でしたが、インクのつきがよく柄のところも綺麗に出ました!
裏面のオリジナルゴロマーク!
古川さんのスケッチをそのまま使用しました。
郷土を愛する心、見習うべき点です。知識も豊富でアンテナの高い素敵な女性でした。
びたみん屋ではこだわり名刺や、地域に密着したものや、伝統的なものともマッチング等も大切にしていきたいと思っていたところで
とても良い作品が出来たと思っております。ありがとうございました。
またのご依頼お待ちしております!
2011年
9月
25日
日
レタープレスコンボキットで試作中
先日、レタープレスコンボキットがやってきました。
使ってみるととても素敵なプレスが!!
ということで、試作品をどんどん作っていきたいと思います。
グッと圧をかけると、紙によって仕上がりがぜんぜん違うので驚きます。
適した紙というのがあるんですね。
活版印刷というと今では手触り感が重視されます。
しかし、昔から大切に使ってきた機械を酷使するようで可愛そうという気持ちもあり。
試作品やプレゼン用はこちらで制作するようにしました。
面白いので興味がある方は一緒にくるくるしてみましょう!
年末年始にかけてのペーパーアイテムを制作中です!お楽しみに~
2011年
9月
15日
木
うれしいこと
先日、活字で名刺をしていただいたお客様からうれしいメールをいただきました。
<メールの文章>
一気に秋という感じですが、いかがお過ごしでしょうか?
作って頂いた名刺、大変好評です。
ありがとうございました。
遊び心タップリで作ったので、今回は自費で支払いましたが、次回からは経費で落としてもらえそうです。
また、お願いすると思いますが、よろしくお願いいたします。
なんと嬉しいお言葉!
とてもシンプルな名刺です。紙は職人さんがすいた和紙を使用して風格があります。
部分的に活字使い少し圧をきかせて印刷しました。
活字を組む勉強にもなりました。初心者なので苦労もしました。だからこそ喜んでいただけて本当に感動しました。
これからもよろしくお願いいたします!
2011年
9月
15日
木
しんきん合同ビジネス交流会
コンベックスで開かれた「しんきんビジネス交流会」参加しました!
「びたみん屋」のブースにお越し下さった方、本当にありがとうございました。
楽しみながら交流することができ、皆喜んでおります。
ブースはレトロ、着物を着てテキンで印刷する「びたみん屋」のスタッフたち結構目立っていました…。それがねらいですが(笑)
ちなみに、本日(9/15付)の山陽新聞さんに記事が出ていました。
500近い企業さんがブースを出されていた中で記事にしてもらえるのはとてもありがたいこと。
そして、oniビジョンさんの放送でもバッチリ映っていました!
映像はこちら
私たちの「びたみん屋」にかける想いとブースにお越し下さったかたのニーズがマッチしていたことが嬉しかったです。
皆さまのお役にたてるよう、今後も勢力的に活動して行こうと思えるデビュー戦になりました。
今後ともごひいきにお願いいたします
2011年
8月
23日
火
凸版いろいろ印刷中
9月14日にしんきんの交流会へ行きます。
今回は凸版や活版の良さや面白さを知ってもらうためテキンを持って行こうと思っています。
テキンで実際に印刷してもらって楽しんでもらえたらそれで満足。そんな1日を目指しています!
そこでどんな印刷が良いか、今の状態でどんなことが出来るかを研究中。
今週は新しくバーコ印刷に挑戦!
印刷したてのインクの上に透明なバーコの粉を振りかけて熱を加えると・・・
ぷっくりツルツルバーコ印刷の出来あがり!
また、プリントゴッコのインクを使うとほんのり柔らかな色。発色の綺麗。
これから半月の間に色々試行錯誤して、懐かしいけど新しいレトロモダン「びたみん屋」を作っていきたいです!
ちなみにこの暖簾も手作り。とっても可愛いので会場に見に来て下さいね!
第7回しんきん合同ビジネス交流会
平成23年9月14日(水)
コンベックス岡山
2011年
8月
12日
金
本物の活字で印刷
先日、近所の印刷会社Tさんに活字を借りに行きました。
Tさんは私たちが活字を使って印刷をしたいという気持ちを理解して下っていて
知識のない私たちに一生懸命教えてくださいます。
上の鉄板は活字を組む時に使うものです。
Tさんが作ってくれました。(1)
初心者なので組み方が雑ですが、活字が落ちないように組んでみました。
「びたみん屋」の活字がみえるでしょうか?(2)
手キンにセットしていよいよ印刷・・・
って最初はこんな感じで逆さまでした。実は上の写真はもう一度版を組んでセットしたところ
でした。(3)
ガシャン!と印刷しますと・・・(4)
こんどはちゃんと印刷できました!
単純だけど奥が深く、経験と技術がものをいう作業です。
印刷の原点・・・もう廃れて無くなりそうな活版印刷ですが、都会の方では今注目されている分野です。ここ岡山でも火を消してしまうのではなく、絶やさず大切にしていきたい技術だと実感しました。
2011年
8月
04日
木
活字の良さ
最近、活字に触れる時間が増えてきました。
活字になんでこんなにはまったんだろう…
ふと、考えてしまった。
活字にはパソコンの文字にはないアイデンティティーがあるような気がして
好きなのかもしれないなぁ、と。
今日もお客様からの依頼で名刺を印刷しました。
印刷する前に、活字を拾って組んで版をつくります。
その時に1字1字に存在感があって
「あら、この子ちょっと汚れてる。」「この子はよく使われているのね。」
なんて、今まで字に対してそんなこと感じなかったことを思うのです。
もちろん活字は実際に物体として存在するので、そこから違うと言われれば
当たり前の感想なのですが、1字1字の歴史や使われ方など
活字の人生ならぬ字生を感じずにはいられないのです。
ちびて潰れちゃっている文字も大切にしたいなぁと思ってしまう
いけない印刷屋さんです(笑)
2011年
7月
12日
火
同じ気持ちの方が
生活ビタミン普及協議会のHPにびたみん屋の話を掲載して半年近くになろうとしています。
近頃、活版や凸版印刷に関する問い合わせがぼちぼちありまして
ここ、岡山でも昔ながら印刷(でもちょっと新鮮な)に興味をお持ちの方がいらっしゃるのだと、嬉しく思っています。
まだまだ勉強不足な私どもですが、みんなの力で昔ながらの印刷を絶やさないよう、その良さを広めていければと思っています。
活字の相談もできる限りではありますが応じておりますので
お気軽にご相談ください。
一緒にテキンでトントン(ドンドン?)と音をたてながら印刷しましょう!
2011年
7月
11日
月
プレゼント
活字を組む時に使う「コミ」を入れるお道具箱!
とっても上手につくってあって、私たちのために時間をかけて作ってくださったのが表れています。
何かを始めるのはとても勇気が要ります。そしてそれを続けるのはもっと大変。
でもこうやって誰かが支えてくれて、知恵や力を貸して下さってくれる。本当に素敵な事です。
Tさんはじめ私たちに関わってくださる方、本当にありがとうございます。
なんとか凸版を普及出来れば良いなぁと思います。
2011年
5月
17日
火
テキンの復活
ローラーを張り替えてもらったり、調整をしてもらったり、錆びたネジをとってきれいにしてもらったり・・・
やっと、テキンが使えるようになりました。
昨日久々にインクをのせて印刷しました。
プロの方にみてもらうと、色んな意味で勉強になります。
昔の印刷機の原点みたいなところが少し垣間見えた気がしました。
今は何でもコンピューターに制御され、人の手で調整できる機械が少なくなってきています。
紙きれ一枚の調整で印刷物がこんなに変わるなんて信じられません。
長年の経験や感覚が大切なんだと改めて感じました。
やっぱり活版印刷は絶やしてならないものだと思いました。
修理屋さんも言われていましたが、活版印刷機はもう作られないし
使える職人さんも少なくなってきているのです。
廃業される方も多いそうです。
都会では活版印刷が再び注目されているようですが、岡山では廃業かぁ・・・
と思うとちょっと悲しくなってきます。
どうにかその良さを大勢の方に伝えていけたら良いなぁと感じています。