最近、活字に触れる時間が増えてきました。
活字になんでこんなにはまったんだろう…
ふと、考えてしまった。
活字にはパソコンの文字にはないアイデンティティーがあるような気がして
好きなのかもしれないなぁ、と。
今日もお客様からの依頼で名刺を印刷しました。
印刷する前に、活字を拾って組んで版をつくります。
その時に1字1字に存在感があって
「あら、この子ちょっと汚れてる。」「この子はよく使われているのね。」
なんて、今まで字に対してそんなこと感じなかったことを思うのです。
もちろん活字は実際に物体として存在するので、そこから違うと言われれば
当たり前の感想なのですが、1字1字の歴史や使われ方など
活字の人生ならぬ字生を感じずにはいられないのです。
ちびて潰れちゃっている文字も大切にしたいなぁと思ってしまう
いけない印刷屋さんです(笑)
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